垣田裕介の研究室

加藤佑治 『現代日本における不安定就業労働者』 増補改訂版

御茶の水書房、1991年2月。582頁、本体8500円。

※ 初版(上下巻)は1980年、増補版は1987年に刊行。

◇更新:20060714


◇ 1998年6月の社会政策学会大会(日本大学)にて購入し、故・加藤先生よりサインをもらいました。宝物です。
◇ 「はしがき」にて引用されているエッカーマンが印象的。 「私は爽やかなる春の雨を両手に集めんとして、しかもその大部分を指の股から洩らしてしまふ一人の子供のように思はれる」。


    増補改訂版に寄せて
    増補版に寄せて
    はしがき

  序 章 不安定就業階層論序説
    補論1 失業の今日的形態と不安定就業
    補論2 相対的過剰人口の本質規定をめぐって――伍賀一道氏の再批判に答えて

  第1章 労働者階級構成の展開と不安定就業階層
    補論 労働雇用政策の現段階と不安定就業

  第2章 建設業の就業構造と労働者状態

  第3章 日雇労働者の一般的性格と諸類型
    〔補〕 日雇労働市場調査の一齣
      (「山谷滞在日記」、「建設現場就労日誌 山谷日雇労働者として」)

  第4章 不安定就業階層と婦人労働者
    補論1 婦人不安定就業労働者の諸類型
    補論2 いわゆる産業の”空洞化”と婦人パートタイマーへの攻撃

  第5章 未組織労働者の堆積とその組織化

    あとがき




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