垣田裕介の研究室

江口英一『現代の「低所得層」――「貧困」研究の方法』

上・中・下、未来社、1979〜80年。

◇更新:20050502


◇ 本書により、野呂栄太郎賞受賞(1981年12月)、日本学士院賞受賞(第398号、1982年6月)。
◇ 1998年の春に古書店より3冊揃で15000円にて購入。
◇ 同年6月の社会政策学会(日本大学)にて、著者江口先生よりサインをもらいました。


    序 章 課題と方法
    第1章 “貧乏線”以下世帯の大量的発見――「貧困層」概念をめざして
    第2章 戦後あたらしい「貧困層」の形成
    第3章 “過剰人口プール”の構築
    第4章 「低所得層」の固定化と流動化
                                                (以上上巻)
    第5章 「不安定雇用」労働市場の展開
    第6章 “貧乏線”以下生活の構造――「生活崩壊」の構造
                                                (以上中巻)
    第7章 「名目的自営業」の増大――過剰人口プールの完成・その1
    第8章 農家生活の新たな不安定化――過剰人口プールの完成・その2
    第9章 全社会階級構成の中での「低所得階層」――その位置、比重と構成変化
    おわりに――貧困研究ノートより
                                                (以上下巻)



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